PCでApple Musicを使う方法をWindowsとMacそれぞれ紹介!開く・ログインする・聴くやり方徹底解説
Apple Musicって世界観がすごいですよね。個性豊かなプレイリストは他の音楽ストリーミングサービスとは一線を画しています。Apple MusicはApple製品以外でも利用できますが、スキップできない手順がいくつかあるんです。ぜひ本記事を参考に、PCでApple Musicを使う方法を確認していきましょう。
Appleによる音楽ストリーミングサービス、Apple MusicはMacやiPhone端末だけでなくWindows PCやAndroid端末でも楽しめます。スマホで音楽を楽しむのはもちろんのこと、PCでApple Musicを聴きたいという方もいるでしょう。WindowsやMacでApple Musicを利用できれば、音楽を聴きながらPC作業を行えます。本記事では、PC(Windows/Mac)でApple Musicを使う方法をまとめました。
【Windows/Mac】Apple MusicをPCで聴くための基礎知識
Apple Musicの使い方は3種類
Apple Musicで音楽を聴く方法は下記の3種類。
- 音楽ストリーミングサービスを使う
- 物理CDの曲を取り込んで聴く
- iTunes Storeで購入した曲を取り込んで聴く
もちろん、上記どれか一つでも、全てを利用してもOKです。1を利用する場合は、有料のApple Musicに加入する必要があります。月額1080円、1ヶ月の無料期間もありますがフリープランは用意されていません。
2と3の方法で音楽を聴く場合、WindowsならiTunesアプリに、MacならiTunesもしくはミュージックアプリ(Apple Music)にデータを取り込みます。
デスクトップ版アプリとブラウザ版の違い
音楽ストリーミングサービス「Apple Music」には、パソコンアプリのデスクトップ版と、ブラウザ上で動作するブラウザ版があります。
どちらもApple Musicに加入していれば利用できますが、ブラウザ版は若干ストリーミングが不安定になることがあります。
iTunesとiTunes Storeとは?
iTunesとは音楽やポッドキャスト、電子書籍などを管理するためのアプリです。しかし「今まではiTunesに音楽を取り込んでいたのに、iTunesはどこへ行った?」と思う方もいるでしょう。実はmacOS Catalina では、iTunesが、Apple Music App、Apple TV App、Apple Books App、Apple Podcast Appに分割されました。そのため、音楽アプリがiTunesからミュージック(Apple Music)に切り替わっている方もいると思います。
続いてiTunes Storeとは、音楽を購入するためのプラットフォームです。Mac向けのApple MusicアプリやWindows向けのiTunesからアクセスができ、購入した曲を取り込んで再生することもできます。
【Windows/Mac】Apple Musicへの登録・ログイン・聴く方法
Apple Musicに登録する方法
Apple Musicへの登録は下記のプラットフォームから行えます。
Windows |
Mac |
|
---|---|---|
iTunes for Mac |
× |
〇 |
ミュージック |
× |
〇 |
iTunes for Windows |
〇 |
× |
ブラウザ版Apple Music |
〇 |
〇 |
- 「トライアルを開始する」をクリック
- 加入するプランを選択する
- Apple IDでサインインする
- 支払い情報を登録する
Apple Musicにサインイン(ログイン)する方法
- 「サインイン」をクリックする
- Apple ID(メールアドレスとパスワード)を入力する
- 確認コードを入力してデバイスを信頼する
Apple Musicを開いてパソコンで聴く方法
サインインしたら、メニュー欄から「今すぐ聴く」もしくは「見つける」をクリックします。あとは気になるプレイリストや曲をタップして再生しましょう。プレイリストの曲をシャッフルしても、1曲だけリピートしてもOKです。
WindowsでApple Musicを使う方法
①iTunes for WindowsでApple Musicを使う
WindowsでApple Musicを使うには、Windows用のiTunesアプリをインストールする必要があります。
- Apple公式サイトにアクセスする
- iTunes for Windowsをインストールする
- 利用規約に同意する
- Apple IDでログインする
- 確認コードを入力する
他にもiTunes for Windowsの機能は下記の通り。
- ライブラリ:取り込んだ音楽の管理
- For You:Apple Musicからおすすめされた音楽
- 見つける:Apple Musicの検索機能
- ラジオ:ラジオを聴くための機能
- ストア:音楽を購入で寄付iTunes Storeのこと
ライブラリには、iTunesで購入した曲やCDから取り込んだ曲、Apple Musicからライブラリに追加した曲などが表示されます。
②ブラウザ版Apple Musicを使う
Apple Musicにはブラウザ版があり、もちろんWindowsでも利用できます。ブラウザはMicrosoft BingでもGoogleChtomeでもOKです。
- Apple Musicブラウザ版を開く
- サブスクリプションに加入しているApple IDでログインする
- 再生したい音楽をクリックする
MacでApple Musicを使う方法
①iTunesもしくはミュージックでApple Musicを使う
アプリケーションの中から「iTunes」もしくは「ミュージック」を見つけます。Apple Musicに加入したものと同じApple IDを準備してください。
- アプリのアイコンをクリックして開く
- アカウント>サインインよりログインする
- 左側の「見つける」をクリックしてApple Musicを始める
アプリのアイコンをクリックして開く
アカウント>サインインよりログインする
左側の「見つける」をクリックしてApple Musicを始める
②ブラウザ版Apple Musicを使う
Mac PCでもブラウザ版Apple Musicを利用できます。サインインしたらミュージックライブラリから曲を再生したり、「ラジオ」からポッドキャストを再生したりしましょう。
【Windows/Mac】Apple Musicの機能解説
Apple Musicの機能は、音楽を再生することだけではありません。ここでは、WindowsとMacで利用できるApple Musicのさらに便利な機能を紹介します。
①Windows/Mac PCでApple Musicの曲をダウンロードする方法
Apple Musicにサインインしたら、右側にある「・・・」を右クリックします。「ダウンロード」という項目がありますので、クリックしましょう。ダウンロードした曲はメニュー欄の「ダウンロード済み」に入っています。*また、専用のソフトでアップルミュージックをダウンロードする方法が本文の後半部分で紹介されます。
〈Windowsでの操作画面〉
〈Macでの操作画面〉
②Windows/MacでApple Musicでプレイリストを作成する方法
プレイリストに追加したい曲を選択して「・・・」を右クリックします。「プレイリストに追加」という項目がありますので、名前をつけて保存しましょう。
もしくは左側のメニュー欄で「プレイリスト」を右クリックし「新規プレイリスト」からも作成できます。
〈Windowsでの操作画面〉
〈Macでの操作画面〉
③Windows/Mac PCでApple Musicでライブラリを作成する方法
Apple Musicにおけるライブラリとは、簡単にいえば「お気に入り」のようなものです。プレイリストが曲の順番まで変更できるのに対し、ライブラリはあくまでも気に入ったプレイリストやCDから取り込んだ曲を保管しておく場所になります。
「・・・」を右クリックすると「ライブラリに追加」という項目がありますので選択してください。
〈Windowsでの操作画面〉
〈Macでの操作画面〉
④Windows/Mac PCでiTunes Storeで曲を購入しApple Musicに追加する方法
Windowsの場合は、iTunesを開いてミュージック>ストアへ進んでください。購入したい曲名を検索して価格ボタンをクリックすれば購入ができます。曲を検索して料金の部分をクリックしApple IDでログインしてダウンロード購入しましょう。購入した曲は「ライブラリ」のなかに入っています。
Macの場合は、iTunesもしくはミュージックを開いて検索ボックスをクリックすると、右側に「iTunes Store」が表示されます。(表示されない場合は、ミュージック>設定>一般からiTunes Storeにチェックを入れてください)
〈Windowsでの操作画面〉
〈Macでの操作画面〉
WindowsとMac PCでApple Musicをオフライン再生するには?
アップルミュージックにはダウンロード機能がありますが、Apple Musicのサブスクリプションを解約すると二度とオフライン再生できません。そこでおすすめなのが、Apple Musicの曲やポッドキャストを数秒で変換・ダウンロードできるMusicFab Apple Music 変換ソフトです。
本ソフトを使えばFLACやM4A、MP3、WAVなどさまざまな形式に変換できます。ロスレスでの出力もサポートしていますので、高音質なApple Musicをそのままのクオリティでデバイスに保存できます。
PC(Windows/Mac)でApple Musicを聴きたい人のためのQ&A
①Apple MusicをiCloudに保存できません
ミュージックアプリの場合、環境設定>一般から「ライブラリを同期」にチェックが入っているか確認しましょう。iTunes for Windowsの場合も環境設定>一般で「iCloudミュージックライブラリ」にチェックを入れればOKです。
②MacでApple Musicが使えないときは?
まず内蔵スピーカーの音量が0になっていないことを確認します。また、Apple Musicの同時視聴台数は5台までですので、それを超えていないことも確認しましょう。一度サインアウトしてからサインインするのも有効です。
③パソコンからApple Musicに曲を入れる方法は?
ミュージックやiTunes for Windowsを起動した状態でドラッグ&ドロップしてください。追加した曲は「ライブラリ」の中に入っています。
④Apple Musicの曲をUSBに入れることはできますか?
Apple Musicの楽曲にはDRMが掛けられているためできません。ただし、本記事で紹介したMusicFab Apple Music 変換ソフトを使ってハードドライブにMP3やFLACとして保存すれば、USBやSDカードにも保存できます。
⑤Apple Musicブラウザ版で曲がプレビュー再生されるのですが…
Apple Musicのサブスクリプションに加入しているのにプレビュー再生になってしまうのは、Apple Musicブラウザ版のバグのようです。一度サインアウトすれば解決できますので試してみてください。
まとめ
WindowsでApple Musicを使う場合はiTunes for Windowsのインストールが必要です。Macで使う場合は標準搭載のiTunesもしくはミュージックからサインインすることで利用できます。ブラウザ版Apple MusicはWindowsでもMacでも利用可能ですが、若干動作が不安定になる点には注意です。ぜひ本記事を参考に、PCでApple Musicを楽しんでみてください。