【勝手に登録?】Apple Music Voiceプランとは?個人プランとの違い&使えないのはどんな人?
アップルミュージックボイスプランは、SiriからのみApple Musicを操作する、月額480円のプランです。例えば個人プランや学生プランでは、パソコンやスマホ、タブレットなどさまざまなデバイスから操作ができますが、アップルミュージックボイスプランの場合は声でSiriに対してコマンドを発することで音楽を再生する仕組みとなっています。
月額480円で利用でき、iPhoneやiPad、iPhoneと接続できるCarPlay対応の車載エンターテインメントシステムなどで音楽が楽しめます。Apple製品をお持ちの方は誰でも登録できますが、すでにApple Musicの別のプランに登録している方は使えません。本記事では、アップルミュージックボイスプランについて分かりやすく解説します。
Apple Music Voiceプランとは?
Apple Music VoiceはSiriの操作に特化したプラン
Apple Music Voiceプランは、Siriでの音声操作に特化したApple Musicのプラン。Siriとは、iPhone4S以降に内蔵された音声認識アシスタントで、AppleのiOS、iPadOS、watchOSなどに搭載されています。例えばApple Musicなら、「Hey Siri、 チルアウトのミュージックをかけて」と対応デバイスに向かって話しかけることで音楽が再生される仕組みです。
Apple Music Voiceプランのメリット・デメリット
Apple Musicの個人プランは月額1,080円。一方、Apple Music Voiceプランは月額480円なので、毎月600円利用料金が安くなります。自宅にWiFiがあり、自宅のみでApple Musicを楽しみたいという方はメリットを感じやすいでしょう。
なんと言っても音声でしか操作できない点はApple Music Voiceプランの最大のデメリット。スマホ画面をタッチしたり、パソコンのキーボードを使ったり、Apple Musicを操作する方法はさまざまですが、音声をトリガーとした操作しか行えないため、使える場所をかなり選びます。
Apple Music Voiceプランでできること・できないこと
<Apple Music Voiceプランでできること>
- 音楽の再生
- 音楽の停止
- 次の曲へ進む
- 前の曲へ戻る
- 音量調整
- 音楽をリピートする
- 音楽をシャッフルする
- AirPlayの接続
<Apple Music Voiceプランでできないこと>
- ミュージックアプリから音楽を再生する
- プレイリストを作成する
- 曲をダウンロードしてオフライン再生する
- 歌詞を表示する
- ドルビーアトモスの再生
- ロスレスオーディオの再生
- Appleデバイス以外で使用すること
Apple Music Voiceプランと他のプランを比較
月額料金 |
楽曲数 |
プレイリスト作成 |
ロスレス |
歌詞表示 |
|
---|---|---|---|---|---|
Voiceプラン |
480円 |
1億曲以上 |
× |
× |
× |
個人プラン |
1,080円 |
1億曲以上 |
〇 |
〇 |
〇 |
学生プラン |
480円 |
1億曲以上 |
〇 |
〇 |
〇 |
ファミリープラン |
1,480円 |
1億曲以上 |
〇 |
〇 |
〇 |
Apple Music Voiceプラン以外のプランであれば、AndroidやWindowsでもApple Musicを利用できます。また、Apple Music Voiceプランは有料プランでありながら、楽曲のダウンロード機能を利用できません。
ちなみに、Apple Music Voiceプラン以外のプランは、Siriでの操作に対応しています。Apple Music Voiceプランは声だけ、それ以外のプランは声+アプリ操作に対応、ということですね。
Apple Music Voiceプランの使い方
Apple Music Voiceプランが利用できるデバイス
- HomePod mini
- AirPods
- CarPlay
- iPhone
- iPad
- Apple Watch
- Apple TV
- Mac PC
Apple Music Voiceプランの始め方
Siriを起動して「Hey Siri、Apple Music Voiceを開始」と言いましょう。7日間の無料体験が始まります。(すでにAppple Musicの別のプランを利用している場合は、Apple Music Voiceプランを利用できません)
Apple Music Voiceプランの解約方法
解約する際は、iPhoneの設定>アイコン>サブスクリプションから解約してください。
Apple MusicをMP3としてロスレスダウンロードする方法
パソコンのハードディスクにダウンロードできるため、BluetoothでAmazonアレクサとパソコンを接続し、オフラインで音楽をアレクサから流すことも可能です。また、DJソフトや音楽編集ソフトに読み込んだり、アラーム音や着信音として設定することもできます。
<MusicFab Apple Music 変換ソフトの使い方>
- MusicFab Apple Music 変換ソフトを起動してApple Musicのアイコンをタップする
- Apple Musicが開くのでApple IDでログインする
- 内蔵ブラウザでダウンロードする曲を含むプレイリストを検索する
- プレイリストが解析されたら、曲・フォーマット・品質を選択する
- 「今ダウンロード」をクリックしてApple Musicのダウンロードを開始する
Apple Music Voiceプランに関するQ&A
Q1. Apple Music Voiceプランが使えないのですが…
A1. Apple Music Voiceプランは下記の国と地域でしか利用できません。対象となっているか確認してみましょう。
- オーストラリア
- オーストリア
- カナダ
- 中国
- フランス
- ドイツ
- 香港
- インド
- アイルランド
- イタリア
- 日本
- メキシコ
- ニュージーランド
- スペイン
- 台湾
- 英国
- 米国
Q2. Apple Music Voiceプランに勝手に登録されていました
A2. iPhoneの設定よりApple IDにログインし、サブスクリプションの状態を確認してみましょう。解約する場合はそこから解約できます。
Q3. Apple Music Voiceプランでライブラリは作成できますか?
A3. Apple Music Voiceプランにライブラリ作成機能はありません。
Q4. Apple Music Voiceプランに加入すればアレクサで音楽を流せますか?
A4. Apple Music VoiceプランはAmazonアレクサに対応していないので、流せません。
Q5. Apple Music Voiceプランは無料体験できますか?
A5. 7日間の無料体験が用意されています。申込時に支払方法の登録は必要なく、7日間過ぎても自動更新されることはありません。無料体験が終了する前にApple Music Voiceプランのサブスクリプションに登録すると、さらに1ヶ月間の無料体験が付いてきます。
まとめ
アップルミュージックボイスプランは、Siriを使った音声コマンド専用のプランとして、2021年の秋にリリースされました。ダウンロード機能やプレイリスト作成機能は利用できないものの、月額480円で1億曲以上が聴き放題になるのは嬉しいですね。
アップルミュージックボイスプランは広告がカットされますが、複数人でアカウントをシェアすることはできません。ぜひ本記事を参考に、Apple Music Voiceプランについて正しく理解してくださいね。