iPhone/iPadでMP3を再生する方法！iTunesを使わずにできる？PCなしでも可能？

音楽をストリーミング再生で楽しむのが主流になりつつあるものの、まだまだMP3ファイルの需要は根強いですよね。

MP3をiTunes（ミュージックアプリ）に読み込んでiPhoneで同期するという方法が定番ではあるものの、パソコンを使わずに作業したい方も多いでしょう。本記事ではiPhone/iPadでMP3を再生する方法を解説します。

iPhone/iPadでMP3を再生する方法

【PCなし/iTunesなし】MP3再生アプリを使う

iOS向けのアプリには、MP3を再生できるアプリが数多くリリースされています。そのほとんどはGoogleドライブやDropboxなどクラウドに保存されているMP3を読み込んでアプリ内で再生するというもの。

例えば下記の画像はGoogleドライブに保存されているMP3をCloudBeatsに読み込んで再生したものです。

音楽再生に特化したFLAC対応のものやWiFiを介してデバイスに保存されているMP3ファイルのキャスティングが行えるものなどもリリースされています。アプリの中にはダウンロード機能があり、オフライン再生できるものもあります。

【PCなし/iTunesなし】ファイルアプリを使う

iPhoneにはデフォルトで「ファイル」という名前のファイル管理アプリがあります。プレーヤー機能が内蔵されておりMP3をサポートしているため、ファイルアプリにMP3ファイルを読み込めばそのまま再生ができます。

ただしアプリのようにMP3を自動検出したりリピートしたりすることはできません。最低限のプレーヤー機能に限りますので注意しましょう。

【PCあり/iTunesなし】MP3をダウンロードしてiCloud経由で共有する

MP3再生アプリやファイルアプリは、クラウドに保存されているMP3もしくは端末にダウンロードされているMP3を再生するものです。でも音楽好きの方はSpotifyやApple Musicなどの音楽ストリーミングサービスの音楽をMP3でダウンロードしてiPhone/iPadで再生したいと思いませんか？

• Spotifyでは1曲だけダウンロードするのはNG
• プラットフォームから音楽が消えるとダウンロードした音楽も消えてしまう
• 有料プランを解約するとダウンロードした音楽やポッドキャストは残らない
• コピーガード付きのキャッシュをアプリ内に保存しているだけなので指定されたアプリでしかオフライン再生できない
• Apple Musicの場合iCloudミュージックライブラリを使わないと別端末でダウンロードした曲を同期できない
• 

  イツキ

  MusicFab オールインワンはDRMフリーの形で音楽ファイルをパソコンのHDDに保存できるため、プラットフォームから音楽が消えても、サービスを解約してもオフラインで音楽が楽しめます。

  また、SpotifyやYouTube Musicなど無料プランを提供しているサービスの場合、ダウンロードすると広告がカットされるというすごい機能があります！

MusicFab オールインワンを使って普段使っている音楽サービスの曲をMP3としてダウンロードすれば、iPhoneやiPadでオフラインで音楽を楽しんだり、再生アプリに取り込んだり、着信音やアラーム音に設定したりできますよ。歌詞を.lrcとしてダウンロードできますので、歌詞表示に対応しているアプリに読み込めば歌詞と一緒に音楽を楽しめます。

MusicFab オールインワンはパソコンソフトなので、iPhoneで共有する場合は一度パソコンにダウンロードしてからiCloud経由で共有してくださいね。

【PCあり/iTunesあり】ミュージックアプリ（iTunes）を使う

Macのミュージックアプリには、ローカルファイルをインポートして再生できる機能があります。手持ちのMP3をドラッグ&ドロップするだけで簡単に読み込めるものの、この機能を使うにはパソコンが必要です。ちなみにこの機能を使うだけならApple Musicのサブスクリプションに加入している必要はありません。

＜ミュージックアプリにMP3を取り込んでiPhoneで再生する方法＞

1. ミュージックアプリを開き「環境設定＞一般＞ライブラリを同期」にチェックを入れる
2. iPhoneで設定＞ミュージック＞ライブラリを同期にチェックを入れる
3. ミュージックアプリにMP3ファイルをドラッグ＆ドロップする
4. iPhoneのミュージックアプリでMP3が同期されているのを確認する

【PCあり/iTunesなし】YouTubeアプリを使う

YouTube Musicにもドラッグ＆ドロップだけで手持ちの音楽をアップロードできる機能があります。この機能は無料プランのユーザーでも利用可能です。YouTube Music以外ではMP3以外にもFLAC、M4A、OGG、WMAを読み込むことができます。

この機能はあくまでYouTube Musicをプレーヤーとして自分だけで楽しむもの。YouTubeにアップロードするにはMP4やMOVなど動画形式にする必要があります。

＜YouTube MusicにMP3を取り込んでiPhoneで再生する方法＞

アップロードはパソコンから行い、同一アカウントでYouTube MusicアプリにiPhoneでログインしてください。アップロードページはmusic.youtube.comです。

【PCあり/iTunesなし】Spotifyアプリを使う

SpotifyにはMP3をインポートできる機能があり、読み込んだファイルはライブラリに保存されます。Apple MusicやYouTube Musicとは異なりパソコンなしで取り込めるのが特徴です。

ただしSpotifyの読み込み機能はファイルアプリに保存されている音楽ファイルを自動的に読み込むものになりますので、事前にiPhoneのファイルアプリにMP3を保存しておきましょう。

＜SpotifyにMP3を取り込んでiPhoneで再生する方法＞

iPhone/iPadでMP3を再生できるおすすめアプリ

Evermusic

オーディオイコライザーや低音ブースター機能も搭載されており、ID3タグの編集もできます。対応フォーマットはMP3、AAC、M4A、WAV、AIFF、M4R。Google DriveやDropbox、OneDriveなどさまざまなクラウドサービスがサポートされているため、気軽に自分だけのプレイリストを作成できます。ブックマーク機能つきなので、オーディオブックや音声を収録したMP3の再生にもおすすめ。

Documents

クラウドだけでなくWebからも音楽をインポートできる点が特徴。キューを編集して、曲を追加、削除、または並べ替えることもできます。クラウドストレージと同期できるため、複数のデバイスで同じ音楽ライブラリを共有することも可能です。

jetAudio Hi-Res音楽プレーヤー

イコライザー機能搭載なので周波数ごとに音量バランスを調整して音楽をカスタマイズしたい方にもおすすめ。歌詞表示機能があるため歌詞を見たい方はもちろんのこと、英文を入れて英語学習に役立てたい方にも最適です。課金しなくても高音質のオーディオが楽しめます。

まとめ

今回はiPhone/iPadでMP3を再生する方法を解説しました。ファイルアプリでも再生はできるものの、再生スピードを変えたりイコライザーを設定したり、高度な機能を要する場合は再生アプリを使うことをおすすめします。

パソコンをお持ちであればiTunesやミュージックアプリを使ってiPhoneと同期したり、YouTube Musicの読み込み機能を利用したりといった機能が役立つでしょう。